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童貞とかフェミニズムとか。

・逃げ恥とかが「童貞」とかいう筋で語られてるのがマジでキツイ……

 →「なんでお前みたいなのが童貞名乗ってんだよ殺すぞ……」というケースが多すぎる……奪われてる……奪われてる……となる。

 →童貞を名乗るかどうかを決めるのは個人の権利だろ。同盟候補者は多い方がいいので、童貞を名乗るハードルは積極的に下げていけ。

  →どっちかというと「語り」の道具に使われてるのがムカつく。

 

・「保育業務を市場に外部化すると月18万円、内部化すれば夫の収入の9割ゲト。だから家事労働その他諸々は市場に外部化せずに家計で内部化した方が合理的」というツイートを見た。アホだなあと思うのだが、こういうレベルであからさまにやってる人が「知的」な反動童貞のイデオローグなのだと思うとマジでキツイ。

 →そもそもこの議論は保育業界の賃金水準は規制で決まっているもので、市場競争の結果決まっているわけではないという前提をすっ飛ばしてるので無知そのものなんだよなあ。しかも都合いい時だけ「賃金=生産性」とかいう論理を金科玉条の如く持ち出して女叩きするとか論法としてバカすぎる。

 →そもそも童貞ムーブメントに再分配っぽい議論をぶち込むやつらは全員アホだと思う。いや、アホというか、少なくともああいう連中とは一緒にはやれないなと思う。骨の髄までマチズモに染まってる人たちがもし連帯する基盤があるとしたら、やっぱり比較可能性=数値化できるあらゆる要素を徹底的に排除しなくちゃダメなんじゃないかな。つまり「でもお前所得500万円じゃん!」とか「お前そんなこといいつつラインアカウント100個持ってるじゃん」とか、そういうバカな競争を始める余地を排除しなくちゃならない。だから変な理屈をこね回すよりかは、単に「恋人いない歴=年齢」とか「未経験」の方が連帯の基盤としてはるかに筋が良いだろうに。分かりやすいし。

 →連帯の基盤とかいいつつ、これ(=童貞の承認問題)って連帯して解決するべき問題なんですかね? 

  →当たり前だろ。

 

フェミニスト非モテ男子の共闘理論について

 →キモい、という反応が当然あるだろう。しかし、両者が手を組まないとすれば、それは端的に「分断」といわれてるやつなのではという気はする。少なくとも非モテ男性は結構フェミニストにアタマなでて欲しい感じはあるっぽいしな。

  →「フェミニストの言うこと聞いたのにもてナイじゃん!」論については、個人的には間違いだと思っていて、別にモテを期待していたわけではないんだと思う。どっちかというと「フェミニストの言うこと聞いたから褒めてよ!」が正解というか、ようはかなり低い水準の承認が欲しいだけなんだろうなという気はしている。まあフェミニスト側からすればマジでふざけんなという感想だとは思うのだが、褒めるだけでザコ男子との同盟を確保できるなら褒めた方がクレバーなのでは?(暴論)という気はする。それにまあ、フェミニズムとかに理解がある(という体の)男子が増えるというのはどう考えても進歩なので(だよな?)、喜ぶべきでは? とは思う。

  →それに一応ザコ男子代表として言わせてもらうと、最初はふりだったけど、最近はマジで露骨なミソジニーとか性差別に乗っかれなくなった。こういう意識の変化ってやっぱりあるもんなんだなあとは思う。

  →というかもっと言うと、ザコ男子の周りには本当に一人も女性がいないんですよ。モテ以前の問題。例えば私は女性とラインしたこと無いし、大学時代にゼミ以外の女性と話したのは多分2回くらい。あまりにも女性との交流が無いので、だから、「女性はどんなことを考えてるんだろう???」という疑問からフェミニズム本を手に取るという経路が一定数あると思う。ある種、リアルな女性像を求めて本を取っているというか。まあ私はこの筋です実は。恥を忍んで言うと、もう少し偏差値低めのカルチャーに属していたらモテ理論とか、ナンパとか、情報商材っぽいのにハマってただろうなという感じはあり。まあなんだ、『ジェンダートラブル』と『ザ・ゲーム』は、女性のリアルを知りたいという欲求に応えてくれるという意味では、無知な非モテ男子の中で普通に競合する商品なんだよなあというか、こういう悲惨な知的環境にいる非モテ男子、同情に値するよね……となる。

 →あと関連して、「今の若い男性の母親はキャリアウーマンなので、マザコン男子は自立した女性=フェミニストが好き」という理論について。

   →個人的にはそこまで外れてない議論のような気もする。私も自立した母親をかなり尊敬しているしな。

   →関係ないが、私の両親は同じ職業で、母の方が先に出世して管理職と化したという状況なのだが、なんというかフェミニストが好きそうな状況だなと思った。父からすれば「面白くない」展開だと思うし、実際父は一時期メンタル的に荒れてた感はあった。でも母に対して怒ったりはしなかったし、母も父のことは尊敬しているので、今は乗り越えた感があるのでいいなとは思う。実はわたしはもっと荒れると思っていたのだが、父が変化を飲み込んだという感じだったので、まあ普通に立派だなあと思う。こういうのに対して「当然だろ!!!」と言ってしまわずに、今の社会状況ならまあ威張るほどではないにしろ立派ではあるという形で承認を与えていく地道な作業があるかないかでだいぶ色々変わるのではないか、とか思ったりする。

 

・童貞ムーブメントは積極的価値を打ち出すべきか?

 →「成長!」みたいなのはもううざいので、とりあえず承認を求めていけ。

 →経済と再分配の話はしません。年収やら教育を受けた年数の話をした瞬間連帯の契機は失われます。

 →そのマチズモ病を治せ! という話はあって当然なんだけど、これは多分一人で直すのは無理。マチズモ的傾向はいろんな人とのコミュニケーションの中で修正されるべき、あるいはコミュニケーションの中でしか修正され得ないものだと思うのですよ。だから順番として、問題を解決してから連帯、というのは成立しない。まずはワンイシューで連帯し、連帯の結果としてのコミュニケーションがあり、最後に相互理解=マチズモの解消があるのだと思う。

 →そもそも童貞が求める「承認」ってどうすれば満たされるんですかね。セックスしたらいいのか、恋人出来たらいいのか、それとも、単に「童貞でもいいんだよ」と言ってほしいのか。

  →このあたり、「童貞は家父長制度に過剰適応した結果世の中から取り残されてる」と見るか「童貞はマジでそういう連中なんだよ。。。(特に説明はいらない)」と見るかでかなり話は変わってくる。無論、事実としては色々な要素の複合体として童貞があるとは思う。ので、とりあえず「野蛮な単純化と回収はやめてください!! いろんな童貞がいるんですよ!!」くらいは言ってもいいのではないかな。

    →その意味でもやっぱり「童貞の多様性」って大事だよな。単純化とか回収を避けるためには複雑化する必要があり、複雑化するためには多様化が絶対必要だ。

    →だからまあ結論としては、いろんな奴らが勝手に「童貞」を名乗ったり、童貞に関するいろんな語りがある現状って、そんなに悪くもないのでは……

     →いやいや、センセーショナルな利用と承認とは分けて考えろよ!

     →ドラマやらアルファツイッタラーに負けるな!!!

      →俺も童貞として出撃していかなくちゃならねえ。俺も一翼を担わなくちゃならねえ。