EU4オーストリアAAR_帝国改革への道_後編
ライナー一世の続き
というわけでオスマン戦です
こんな大きな国に勝てるのか……
オスマンは軍事力ナンバー1国家ですし
軍事技術もオーストリアの23に対して22。決して遅れきってるわけではない
さてどうなることやら
・第一次大オスマン戦争
これまでビビって一度も刃を合わせてこなかったので、正直緊張気味ですが
ライナーさんは戦端が開かれてすぐ
甥のルドルフ大公率いる総勢9万の遠征軍を進発させます
ほほう
(進発って言葉かっこいいな)
ルドルフ大公軍は国境線沿いに待機していたオスマン軍を発見
即時強襲しました
お、おお……?
敵を殲滅した……だと?
オーストリア陸軍は最弱だったんじゃないんですか!
それな
ぶっちゃけこういう結果は期待していなかったですわ
史実におけるゼンタの戦いレベルの圧倒的大勝利でした……
この後はコモンウェルス軍の到着もあって、オスマン軍を押して行きました
第二次Hunyad会戦
また敵軍を殲滅……
これでオスマンのバルカン方面軍を完全に撃滅した感
両軍合わせて約25万の軍勢が衝突したTrigoviste会戦
相手の大将はオスマンの跡継ぎさんだね
一族同士のバトルだね
Tarnovo会戦。この戦いで決定的な勝利を収め
これ以後敵は大規模な野戦軍を用意できなくなり
籠城・ゲリラ戦略にきりかえていきました
しかし数の優位があるので、こちらは占領地を拡大し……
おお
(でも占領したのは同盟国なのかw)
コンスタンティノープルの陥落
実際あっという間に陥落した
最終的にはボスフォラス海峡よりこちら側の領土を全面的に占領
おお
なんで小アジアに攻め入らないの?
え
なんで?
……海軍がゼロだから
海をわたることはできませんでした
あっ……
(まだ海軍整備してなかったのか……)
とはいえ、これだけでも戦勝点が十分に溜まったので
1700年、ベオグラード条約が調印されました
結果領土は戦前のこれから
こうなった
というのが第一次大オスマン戦争の成果です
どっかり大きくなったなあ
そして大量の領土を神聖ローマ帝国領に加えた結果
ついに五つ目の改革を実行
おお
ペースあがってんねー
えうぃがーらんどふりえどって何
永遠の平和、という意味らしいわね
効果は、神聖ローマ帝国領内における内戦禁止!
これで内戦によるIAにペナルティが完全に無くなったわけか
でもこの改革を実行すると、皇帝も家臣に対する戦争できなくなっちゃうのよね
(残念そうな顔してる)
実際、ハンザ同盟はちょっと大きいのでもう一回殴っておきたかったけど
多分大丈夫だろうということで断行しました
改革、残り三つです!
カール二世の治世 1711~1725
ポストレイナー政権を担ったのはカール二世
その治世は短く、わずか14年でした
能力はどんな感じ?
……3/4/1
うわ~~~
名君じゃん!
名君に限ってという法則は実際ある
カールさんのあだ名は?
彼は……
「徒歩帝」と呼ばれているわ
なんじゃそりゃ
まあ理由は後で分かるでしょう
・世襲制の確定
そのカールさん
まずは先帝の遺言から、帝国改革を実施します
Proclaim Erbkaisertumを実行しました
えるばかいざーつむって何さ
世襲制のことらしい
こんな感じで、選帝侯の投票先ポイントの計算が無くなりました
すごいけど……
なあに
テンポはやくない?
一度の改革に160年かけたと思ったら
今度は10年くらい?
それね。加速度的にテンポは早まるっぽい
今回でいうと
・皇帝選挙における勝利で、10
・月あたり0.15×12×10で、18
・取っておいた領土+外交併合したセルビア領(15くらい?)を加えることで22
という計算かな
こうしてみると、内戦禁止で月ごとの上昇が確定してるのが美味しいのかな?
あとはやっぱり外征でがっつりIA貯められれば、改革は楽っぽい
なるほそな
とりあえず、これで改革は残り二つだね!
・第二次大オスマン戦争
カール二世の短い治世において行われたふたつ目の事業は
第二次大オスマン戦争ね
今までビビって全く手出しできなかったくせに
相手が弱ったと見ればすかさず殴っていくスタイル好き
(しまったこれは心の声にしとくべきだった)
カール二世は総勢20万の遠征軍を組織
伝統的な同盟国、コモンウェルスと歩調を合わせつつ、オスマンに宣戦を布告しました
同盟軍は上の二大会戦で勝利
戦争の主導権を握ります
そして……順調に占領を続けていくのですが……
イケナイヨー
ボスフォラス海峡を渡れない問題が発生します……
……ちょっといいでしょうか
はい瑞鶴さん
前回の第一次大オスマン戦争においても
同様の問題に直面してましたよね……
はい……
どうして海軍を作っておかなかったんですか……?
うぅ……(ぐす)
ねえ、なんでなのさ!
ええい、お黙りなさい!
(びっくり)
いいですか……
かつてスカンディナヴィア半島はノルウェイの森に住んでいたバイキングたちは
北海やバルト海から出発して
遠くシチリアやギリシアまでやって来ました
(いきなり何の話だ……)
では瑞鶴さん、聞きますが
なぜあの者たち、バイキングたちは、こんなにも遠く、地中海世界に来れたのだと思います……?
うーん
高度な航海術を持っていたから……?
いいえ。もっとファンダメンタルに考えて
立派な船を持っていたから……?
違う違う!
……
スカンディナヴィア半島と地中海世界が
海、もしくは川でつながっていたから……
だからあの者達はやってきたのです!!!
はあ……
「つながっている場所には行くことができる」
「新大陸」と欧州が大西洋でつながっていたからこそ
ヨーロッパユニバーサリスることができる
(動詞用方)
そしてこの理論は当然、陸上においても適用できます……
つまり……
ボスフォラス海峡を渡る必要なんて……無いのです!
!?
バルカン半島と小アジアは陸でつながっているのだから
彼の地まで、歩いていけばよろしい!
!
……と
カールさんは考えていたので、海軍を整備していなかったらしい
……ふーん。だから「徒歩帝」なのか
というわけで遠征軍は黒海をぐるりと一回りし、
コーカサス山脈を越え
小アジアに侵入しました
ゾーンオブコントロールとは何だったのか……
そしてオスマンの小アジア方面軍を補足、撃破しました
その後遠征軍は分割され、小アジアの各城塞を包囲攻撃しました
さすがに参ったオスマンはブタペスト宣言を受諾。ウィーン条約に調印しました
してその内容とは
主に、ギリシアの割譲って感じ
お、コンスタンティノープルが帰ってきたね
実際感無量ですわ
・後継者問題
さてこのように第二次大オスマン戦争も無事終結したのですが……
が
先述のように、カール二世は早逝してしまったので……
この後8年にわたる摂政政治が続けられます……
もったいない……
でもまあ、帝国改革を通しておいてよかったと感じます
どゆこと
通常、男児しか皇帝になれないのよね
世襲制改革が通ってはじめて、女性が神聖ローマ帝国皇帝に即位できる
次の主君は女性なのよ、女の子
おひょ~
マリアテレジアの治世 1725(1733親政開始)~1789
マリアテレジアさん7歳が神聖ローマ帝国皇帝に即位しました
ロマンがあるね。7歳の皇帝とかね
ね~
ところで
「Women in History」というDLCを入れていると
マリアテレジアさんがイベントで登場しますが
このマリアテレジアさんはランダム生成のマリアテレジアさんです
(どういうことだ……)
さて、彼女の能力ですが……
3/5/1
!
銀河皇帝マリアテレジアになれるね
実際名君
マリアテレジアさんのあだ名は?
あだ名は無い
!?
マリアテレジア、と言えば全て通じてしまうから……
(かっけえww)
・特権の剥奪
マリアテレジアさんが8歳のころ、すなわち1726
最も重要な帝国改革が実施されました
神聖ローマ帝国諸侯から、領主権力を剥奪する改革案です
この改革案が通ると、改革に賛成した諸侯は全て属国になり、反対した諸侯は神聖ローマ帝国を離脱します
でも見る限り、30の諸侯は全て改革に賛成っぽいね
うん。よかった
ハンザ同盟あたりがゴネると思ってた
帝国議会で無事改革案が通過
神聖ローマ帝国皇帝に対する臣従礼の儀式が厳かに行われ
北ドイツ、ネーデルラントの帝国諸侯を属国化しました
……属国多いね
外交関係数上限とか大丈夫なのかな……
改革を進めた皇帝の場合
HRE諸侯を属国化しても外交枠を消費しないっぽいです
ふーん
よくできてるもんだ
というわけで改革は残り一つ!
・オーストリア海軍の創設
親政を開始したマリアテレジアさん
その最初の事業は、海軍の創設でした
(!)
イタリア半島のドックをフル稼働させ、一気に艦隊を作り上げます
創設された海軍を用いて、北アフリカに残っていたチュニジアを攻めたところ
初の海戦が起こりました
勝ちました
(そりゃそうだ……)
伝統0の海軍ですが、まあ伝統は作れますしおすし
そだね
・欧州大戦
チュニジアを下し、地中海の内海率をアップさせたマリアテレジア
国内問題を解決し
地中海の制海権を安定させた彼女は
ついに外征を決断します
おお……その相手とは……?
フランス
そして研究の結果「Imperialism」とかいう謎の高性能()CBもゲットしております
しかし、相手にはオスマンがついてるのでは……
まあ
戦略というのもは
希少資源の配分に関わる意思決定ですから……
つまり?
この段階の希少資源は時間だからね
むしろフランスとオスマン同時に食えてうまうまですわ
参戦を渋ったイギリスを除いてほぼすべての欧州各国が参戦
さて大戦の経過ですが
マリアテレジアさんは陸軍を3つに分け、3つの戦線を個別に闘いぬきました
・フランス戦線
まず最初にフランス方面軍から
この戦域は、前回の戦争で国境沿いの要塞を放棄させたかいあって
占領自体は簡単です
問題はフランス軍を倒せるかどうか、か……
そう。会戦はこんな感じでした
大軍を投入したパリの戦いで勝利
相手のお世継ぎ将軍、ハプスブルク家なんですがそれは……
うん。フランス王家は現在ハプスブルク家
ちなみにスペインもそうです
身内バトルか……
さらに南仏における戦いでも敵野戦軍を撃破することに成功
フランス戦線における優位が確定しました
属国になったドイツ諸侯の働きはどう?
予想外に役立つ感あったわ
占領とかも手伝ってくれるしね
・スウェーデン戦線
さて次は北方の雄、スウェーデンとの戦い
北部方面軍9万は、エーレスンド海峡を渡りスウェーデンへの侵入を試みましたが……
このざま
ひどい……
完敗じゃないですか……
この敗報を聞いたマリアテレジアさんは
即座にスウェーデンとの単独和平を決断
今回はオーバーコミットを避けたようです
英断だなあ(棒読み)
・オスマン戦線
都合三回目のオスマン戦ですが
今回も上手く行った模様
素早く小アジアに浸透し、敵野戦軍を撃破した同盟軍の図
何をか恐れんって感じになってきたね
そしてこれを見て
おお
オーストリア海軍がボスフォラス海峡を制覇している
成長しますた(^o^)v
偉い!
そんなこんなでオスマン→フランスの順番で和平を結び
最終的にこうなりました
フランスの欧州領を完全併合+小アジア沿岸部を割譲、という成果を得た
この分だと、「地中海を内海にする」目標も達成できそうかな?
できるといいね~あと50年くらいだからあんま時間ないけど
・リノベーション
欧州大戦に勝利したマリアテレジアさんは
1745年
ウィーンにおいて帝国議会を召集
最後の帝国改革を実施しました
やったー
ついに目標達成ですわ
♡わあいわあい
国家ランクがエンパイアーになり
ドイツ諸侯領を継承しました
おお……
それと、継承後即宗教画面を開くと……
枢機卿めっちゃいるwww
おもしろい
ちなみに最後の改革を通してしまうと、これまでの改革の効果が消えてしまいます
場合によっては、属国化までで止めていおいたほうが有利な場合もあるかもしれません
ほほう
変態後の財政はこんな感じになりました
要塞維持費が高すぎたので
マリアテレジアさんは統一後、国内の要塞を、ウィーン大要塞と国境沿いのものを除いて
全て破却してしまいました
統一→城破壊のコンボか
しかしこうして見ると貿易全然ちゃんとやってないな……
まあ後半は金あまるしね……
・周辺地域の掃除
ここまでくれば神聖ローマ帝国は敵なしです!
地中海を内海にする目標に向けて、さらりと紹介していきます
まずはイギリス戦から
イギリス攻める必要無くない?
内海目標とブリテン島関係ないじゃん
伸びきった単縦陣を敷いていた王立海軍に対し、帝国海軍は複縦陣による突撃を敢行
敵艦隊を撃滅しました
すげーと思いきやこっちもかなりやれてるな
王立海軍は伊達ではなかった
しかしあやふやながらも制海権をゲットしたので、陸軍をそそくさと英国本土に送ることができました
結果パリ条約が締結され
こうなりました
ロンドン周辺州の割譲+スコットランドの独立と相成りました
これで西側列強はほとんど追い落とした感があるね
さらに停戦明けにもう一度戦争を起こして
ロンドン条約が結ばれました
これによって
本土からもお引き取りいただきました
あっけないもんだ
・イベリア半島事情
カタロニアを殴って併合しました
さらに、スペイン王家もハプスブルク家で
彼の王国におけるお世継ぎの継承権があやふや極まりなかったので
マリアテレジアさんはスペインの王冠を要求しました
この後戦争に勝利して
スペインを下位同君国家にしました
マリアテレジアさんの所有タイトル全部書いたらA4何枚分になるんだろうか……
また、ポルトガルに対しても2度にわたる戦争をしかけ、欧州から退場していただきました
アフリカ領は同君連合下にあるスペインに食べもらいました
節約大事
占領地とか和平交渉時の、プロビ選択UI改善、ありがたいです
・対オスマン
さてオスマン方面ですが、こちらも二度戦を起こしました
第三次オスマン戦争によって、旧東ローマ帝国領をほぼ回復しました
カイロまで取ったのね
そして停戦明け、即座に第四次オスマン戦争を起こし……
・マリアテレジアの治世
最終的に領土はこうなりました
すごいなあ。一代で欧州をほぼ全て平らげちゃった
これでとりあえず目標達成かな?
スペイン問題がねー
開始前に下位同君国家をどうするか問題を全く意識していなかったからねえ
スペインの統合にはどれくらいかかりそう?
1767年に同君国家にしたから
統合開始可能が1817年……
ゲーム終了が1821年……
ま、間に合うのだろうか……
フェルディナンド一世の治世 1789~1792
マリアテレジアさんの次はフェルディナンドさんの治世
その治世はわずか3年……早逝も早逝……
能力は?
4/4/6で歴代最高君主でした……
あるある
というわけで最後の皇帝は次のアルブレヒトさんになりました……
アルブレヒト七世の治世 1792~
ゲーム的な意味での最後の皇帝はアルブレヒト七世
能力は?
4/2/3
普通に名君だ
ね
彼の治世はどんな感じだったの?
彼は「啓蒙帝」と呼ばれているわ
啓蒙?
エンライトメントしてた
啓蒙君主強いなあ……
もっと早く採用しとけばよかった
それと、軍事的にいうと、北方戦争が起こりました
……
北方を平定した?
そう
スウェーデン、ロシア、コモンウェルスと一戦交えた結果、最終的にはこういう領土になりました
伝統的な同盟国であるコモンウェルスまで殴ったんですか?
しょうがない
(もっとなんかあるだろコメント……)
・統合
ところでスペインの統合は……?
1817年、統合を開始しますが……
どう考えても間に合わない!!
うーむ
ぶっちゃけ属国併合の感覚で間に合うかな―とか思ってたら
全然ダメでした
まあでも……
同君連合だし、統合自体は開始したわけだから……
いいってことにしよう(^O^)
ありがとう(´・ω・`)
完走&感想
というわけで、やっと終わりました……
1444~1820年、長い戦いでしたが、なんとかやりました
目標も一応(?)達成しましたしね
私も勉強になったよ!
まあ改革は
宗教改革が始まる前までにある程度進めておかないと、泥沼化する
というのが今回の教訓ですかね
でも逆に、後半になれば改革はかなりさくさくすすむよね
そうね
まあその辺はプレイ方針とかの問題でもあるかもしれない
最後に取得したアイディアを検討していきます
・アイディア
最初に取ったのは外交アイディアでした
オーストリアなら、というかどの国でもど安定でしょうか
めもめも
次に取ったのは量
なんで?
当時は
「どうせ質を伸ばしても二線級だから、むしろ長所である量を伸ばそう」
と思ってたけど
攻勢の方が良かったですね、多分
城落すスピードアップがでかい。あれがあると序盤がかなり楽になるはず
ほむ
三つ目のアイディアは宗教でしたが、これもあんまりいらなかった……
むしろ人道とっといた方が良かったかもです
このように、宗教的統一はともかく、分化がぐちゃぐちゃすぎて……
うわあ
まあEUは異文化ペナが軽いゲームなのでどうにかなりましたが……
でも量にしろ宗教にしろ
それを取ってたおかげで、マンパワーや宗教の問題で悩まずにすんだと考えれば
そ、そうね……まあ順番の問題だからねえ。後から人道も攻勢も取ってるし
四つ目のアイディアは管理、ですが
なぜ管理った?
傭兵めっちゃ使うという噂を聞いていたので……
まあこれはまずまず満足の行くアイディアだったかな
そして五つ目は影響!
これは外交的に色々やるオーストリアと相性いいのでは?
うん。実際よかった
六個目が攻勢
やはり攻城効率アップが美味しかったですねこれは
そして七個目は?
貿易を取りました……
なんでまた……
財政基盤を整えようと思いまして……
ちなみに最終的な国家予算
前回46(笑)だった貿易からの収入が、285になりました
いい感じじゃない
そして最後が人道
広がりんぐしすぎた帝国を安定させるために取りましたが、いい買い物でした
・おしまい
というわけで、一通りの紹介は終わったわね
うん
なんか楽しそうだねとなった!
でも……
どした
長い戦いが終わると、なんだか寂しいね……
分かる
一つの時代が終わったというかね……
このモヤモヤ感
ああ、続いていくんだなあと感じるとともに
やっぱり何かが終わってしまったんだなあとも感じる
寂しい
でも寂しさを胸に生きていこう
そう
うん
私たちのEU4はこれからだ!
こうして二人はいつまでも楽しく暮らしましたとさ
おしまいおしまい