EU4オーストリアAAR_帝国改革への道_前編
本編開始
EU4、オーストリアAAR、Verは1.13.10、DLCはコモンセンスとエルドラド以外を導入
とある日の朝
のわ~~~~つかれたつかれた
おはよう翔鶴ねえ。何してんの?
徹夜でゲームしてた
ふーん。なんてゲーム?
EU4ってやつ。ちょうど今終わったところ~
あ、おもしろそうかも
私もやってみたい!
いいよ
じゃあ一緒にやろう
とはいえ。
いきなりだと色々わからないこともあるだろうし
まず私のプレイ記録を見て流れを掴んでみるというのはどう?
わかった
おーけー
というわけで、これからオーストリアプレイを振り返っていきます
・国選び
今回はオーストリア大公国という国をやってみたわ
これがゲーム画面なのだけど
これ、ヨーロッパの地図だよね……
すっごくごちゃごちゃしてる!
この時代はね~ いいよね~カラフルだと
・目標設定
翔鶴姉のプレイ目標はなんだったの?
えーとね。大体こんな感じだった
・神聖ローマ帝国の改革を全て通す
・地中海を内海にする
内海はわかるけど……改革って何?
そのためには神聖ローマ帝国について一通り説明しないとね。
これが神聖ローマ帝国の情報画面よ
……うわ
どしたの
なんかオタクっぽいね
それね
この画面には大きく4つの情報があって。大体こんな感じ
・帝国の権威(Imperial Authority、IA)
そのまま帝国の権威を表す。帝国内の平和を維持したり、異端を排除したりすると、月に0.15くらい溜まっていく。皇帝選挙に勝利することによって10ポイント入るのでそれを活用したい。wikiより引用した上昇要因を一応はっておく。
+10 同一国家による皇帝位の継承: Proclaim Erbkaisertumが実施されるまで。
+1 プロビンスを帝国領土に編入: 既存の帝国領土と陸もしくは海で隣接していなければならない。
+0.1 諸侯同士の戦争が起こっていない場合、月ごとに得られる。
+0.005 帝国自由都市一国につき月ごとに得られる。
+0.004 25を超える帝国諸侯一国につき月ごとに得られる。-0.005 帝国諸侯以外が保有している帝国プロビンス一つにつき月ごとに失う。
-0.01 (皇帝から見て)異宗派の帝国諸侯一国につき月ごとに失う。ただしReligious leagues後に皇帝就任条件がなくなっている場合は-0.005。 -0.1 属国となっている選帝侯国家一国につき月ごとに失う。(同君連合を除く)
-0.1 選帝侯の欠員一人につき月ごとに失う。
-10 帝国外の国から諸侯が攻められた時、援軍を拒否。
+? 諸侯のための防衛戦争に勝利(分離和平は駄目)(バージョン1.13では削除?) ±? 諸侯が(皇帝から見て)異宗派に改宗した場合下がり、その逆の場合は上がる。ただしReligious leaguesで公式宗教が確定していない場合は影響なし。
-10 HRE外の国がHRE国家を併合した場合下がる
EU4 Wikiより引用
ところで、前までは帝国諸侯を解放することによってIAをどんどん貯めることができたのだが、元バージョンではパッシブ上昇だけになった。つまりちまちま貯めるしかない。1年で1~2ポイント、10年でやっと10ポイントの気長な作業である。
・改革の実施状況
全部で8個ある。先述のIAポイントを50使うと実行できる。ポイント貯める→改革の実行を繰り返す必要がある。
・選帝侯およびその投票先
いわゆる聖俗七選帝侯。カーソルをあわせると、なぜ自分に投票してくれないのかがチェックできる。
・帝国に参加している諸侯および都市一覧
25以上の諸侯と都市が参加している場合、帝国の権威に対してボーナスがつく。
さっき言ってた改革ってこれか
そう。まあ解説はおいおいするとして、
「全部で8個ある帝国改革を、すべて完了すること」
これが第一目標
具体的には、IA貯める→改革という流れを繰り返していくわ
昔のバージョンはIA貯めやすかったから余裕だったんだけど
仕様変更でそれなりにチャレンジングな目標になったと思うので
分かった
あ、あと二つ目は
「地中海を内海にする」
だね
そう。地中海をお池にするわ
そしてお船を浮かべよう
・いよいよプレイ開始! フリードリヒ三世の治世 1439~1486
ここからは、歴代君主の治世で区切って解説をしていきます
君主の人柄と、その君主の時代にやったこと紹介、という感じでやっていくわよ瑞鶴?
はい
さて、最初の君主はフリードリヒ三世。ちなみにこの人は本当にいた人
能力は2/5/1よ
それは何なの?
(管理/外交/軍事)の各能力よ
高いほど君主点がたくさん溜まって、色々なことができるわけね
なるほど。じゃあフリードリヒさんは外交が得意なのかな?
そういうことね。というか、「かなり」得意なはず。一般的な話として、3以上なら高いと言っていいんじゃないかしら
2でもまあ、決して悪くはない数字ね
控えめだね。「4以上無いとダメだね」とか言えばいいのに
0/0/1とかザラだからねこのゲーム……2でもありがたや~~となる
あはは……
そ、それで、フリードリヒさんの治世はどんな感じだったの?
そうねえ。もしアダ名するとすれば、「解放帝」ってところかしら?
ドイツにいる帝国諸侯への介入戦争がほとんで、拡張はあまりしていない感じね
皇帝には、帝国諸侯同士の戦いで征服された国を解放するための「Imperial Liberation」というCBが用意されているんだけど
このCBを利用して、諸侯の戦争に介入して、征服された帝国諸侯を復活させまくってたわね。
多分10~20カ国は復活させたと思う
ふーん
でもさ、諸侯を復活させることによるIAポイントゲットって、バージョン変わったからもうないんでしょ?
それね……
ぶっちゃけそのこと知らなくて、前のバージョンの感覚で介入戦争ばっかりしてたのですわ。今考えるとこの時間帯にはむしろイタリア介入しとくべきだったわね
あはは。おちゃめだね
てへぺろ(・ω<)
・やったこと、できたこと
さて、かの皇帝の治世はなんと47年にも及んだのですが
その結果領土は、最初のこの状態から
ここまで広がりました
……
どしたの?
いや、拡張してないとか言いつつ、結構おおきくなってるな……と
まあねえ。一応、ババリアとボヘミアの領土を取ってはいるけど……
この人達は言ってみれば身内だからね
国外でいうと、ベネチアからちょっと取っただけだから、やっぱり拡張してない部類ねこれは
っていうか、「解放帝」とかいってるくせに、自分だけは帝国諸侯食べちゃうんだ……
君、君ならずとも、臣、臣たれ的な?
(ひどいwww)
それと、フリードリヒ三世の治世において、最初の帝国改革を実行しました
Call for Reichsreform、つまり帝国改革の要請ということですね
これによって「Imperial Ban CB」が使えるようになりました。帝国の慣習的領土を保持している国を攻撃できるようになります
まあとりあえず最初の一歩って感じかな?
そう。しかし時間かかった……
47年もかかってやっと一個。はたして間に合うのか
まとめ
・改革 1/8
・内海率 1%
レオポルド8世の治世 1486~1511
次に即位したのはレオポルド8世
君主能力はどんな感じ?
0/4/4
うーむ。管理点が低いね……
まあ0/0/0に比べたら神レベルの君主だから……
(比較対象が卑屈すぎる……)
そ、それで、この人の治世には何があったの?
そうねえ。「恐怖帝」とでもいいましょうか
うわ……恐ろしい治世だったんだね……
いや……
恐怖されたのではなく、恐怖した皇帝だったの。だから恐怖帝
びびってたの? 何を恐れていたの?
スイスが怖かったの
レオポルド8世は、スイスにおけるハプスブルク家支配を再立させたんだけど
あ、スイスとったんだ
というかスイスに掛かりっきりでそれ以外何もやってなかったわ
領土の変化は大体こんな感じ
これが
こうなる
わあ。ほんとに増えてないね
絶望するくらい何もしてない
なんで? こんな小さいスイスになんでこんなに手こずっちゃったの?
まあ、前の皇帝が周りに喧嘩売りまくってたから
和平期間で動きにくかった、っていうのはあるわね
なるほそ
……まあ、あとは…
?
スイスが怖くて、宣戦布告するのが遅れに遅れてしまった感じなの
なぜスイスを恐れる?
これまでは弱小勢力としかやってなかったからね
スイスはわりと真面目な陸軍国なので、かなり念入りに準備したり、同盟網の調子とかみてたりしたら、思いの外時間がたってしまったって感じ
それに……
それに
なんか、スイスとかオランダとかって、攻め込んでも返り討ちにあうイメージがあって……宣戦布告を躊躇してしまう心理があるような……
私教科書レベルの知識しかないけど、それはなんとなくわかるわ
そういう国を攻める時は過剰に準備してしまう傾向がある気がするわ
じゃあ視点を変えて、イタリアに攻め入ればよかったんじゃないの?
ミラノはプロ◯ンス(配慮)、トスカーナはフランスと同盟してたの……
あ……それはきついね
実際、この時期は同盟網が完成されてくる時期
大抵の国は3カ国ほどの同盟国をもってるわ
それに対してこっちの国力は中途半端なので、軍事的手段に訴えにくい時期だったのかもね
なるほどね
ところで帝国改革は進んだ?
いいえ……
なに、深刻そうな顔しちゃって……
諸侯が身内で戦争しまくってるからIA全然たまんない……
!?
大丈夫なの? まだ一個しかできてないのに!?
ま、まだ慌てるような時間じゃない……まだ300年以上時間があるんだから
まとめ
・改革 1/8
・内界率 1%
ルドルフ五世の治世 1511~1537
16世紀前半の君主は、ルドルフ五世よ
能力は?
5/6/4
す、すごい……
これは宇宙レベルの名君と言っていいわね。神も喜びたもう
ルドルフさんの治世はどんな感じだったの?
改革進んだ?
領土増えた?
もちつきなさい
HAI
ルドルフさんは「大帝」とアダ名されているわ
すごいね
ええ。外交、軍事、内政の各方面で色々進んだ時期だったわね
彼の事業を紹介しましょう
・ハンガリー征服
最初に行ったのは、ハンガリー征服ね
ハンガリー。すぐ東にある国ね
そう
最初は同盟関係にあって、オスマン帝国に対する防波堤になってくれるのを期待してたんだけど……
右端にご注目ください
あ、この緑色の国、どんどんこっちに来てるな―と思ってたけど……
ええ。オスマンの侵攻は止まらないことが明らかになってきたのね
だから……ね?
なにwww
ルドルフさんは
座してウィーンまでオスマン軍がやってくるのを待つのではなく
むしろハンガリーでオスマン軍と対峙する方を選んだというわけね
まあしょうがないね
ところが、ハンガリーはいい同盟を持っていたの
うーむ。ちょっときつい感じ?
ええ。オスマンに押されてるから勘違いしちゃうけど、ハンガリーも大国だからね。ハンガリー+アラゴンと殴りあうのは無理
じゃあどうするの?
そこでルドルフさんは、同盟を活用した
なるほそ
カスティーリャがこっちにつけば
そうそう
このゲームは同盟網の構築が一番大事なんだけど
これは大事な戦略ね
「敵の同盟国の敵を探すべし」
めもめも
同盟網を無事構築できたルドルフさんはハンガリーに宣戦布告。第一次ハンガリー戦争がはじまりました。参戦国は以下の通り
(2プロビ以上の国家のみ記載)
おーすごい。本格的だね
まあでも、戦争はすぐ終わったけどね
!?
というのも、ハンガリーはオスマンに殴られたばかりで人的資源が底をついていたので
まともな軍隊を持っておらず、オーストリア軍は簡単に浸透・占領することができました
また同盟国であるカスティーリャもうまくアラゴンを封じ込めてくれたので
1519年には講話と相成りました
ウィーン条約の内容です
おーすごい。領土が東に広がったね
まずまず美味しいといえるわね
でも過剰拡大が90%になってるよ?
そう。ちょっと欲張ってしまったので、これからはしばらくは戦争を我慢することになるわ
とはいえ、この講話の一年後、オーストリアはまたしても戦争に巻き込まれることになるのですが……
・ブルゴーニュ防衛戦争
ハンガリーから領土を切り取った一年後、「ブルゴーニュ防衛戦争」がはじまったの
ブルゴーニュ防衛? 継承じゃないの?
この世界ではブルゴーニュの継承が起こりませんでした……
でも、ブルゴーニュは神聖ローマ帝国に参加していたのね
え、でもブルゴーニュ公ってフランス王の臣下だよね。それもステータス的には筆頭家臣じゃなかった? それが神聖ローマ帝国諸侯になるなんて……
まあそうなんだけど、この時期のブルゴーニュ公国は完全な独立国だったしね
それに史実的にも、ロタール王国昇格を狙って、神聖ローマ皇帝に擦り寄ってた時期もあるし……
ブルゴーニュが神聖ローマ帝国に参加してたのはそんなに変な話でもないのか
というか、ぶっちゃけいつのまにか神聖ローマ帝国諸侯になってたので、経緯はよくわからないすわ。イベントかもしれないね
というわけで、フランスに殴られたブルゴーニュが、皇帝たるオーストリアに援軍要請をしてきたの
応えたの?
帝国諸侯からの援軍要請を拒否すると、IAが10ポイントも下がるからね
拒否するという選択肢は無かったわ……
確かに10ポイントは痛い
10年分の進捗がパーになるわけだからね……
そう。というわけで、この世界における最初の大戦争が始まったわけね。参戦国は以下の通り
1520年 ブルゴーニュ防衛戦争
フランス側
フランス
ブルゴーニュ側
ブルゴーニュ
ミラノ
教皇領
シレジア
その他、いくつかの帝国諸侯
おお。フランス孤立してんじゃん。主な大国はこっちについてるし
とはいえ瑞鶴。フランスを侮ってはいけないわ
ほほお
フランスは狂気の強さがあるからね。これくらいの勢力差があってもあまり安心できないわ
わかった(メモメモ、ふらんすつよい)
それで、戦争はどう推移したの?
開戦直後、とりあえず同盟軍はブルゴーニュ領内で集結をはかったの
こっちは国は多いけど、個別の軍隊はフランス軍よりはるかに弱いからね
各個撃破のリスクがあるわけだ
そう。というわけで集結を目指したんだけど
当然、フランス軍はそれを見越してブルゴーニュ領内に進軍
機動戦で同盟軍を各個撃破する戦略にでたわ
やばいじゃん
早い段階でブルゴーニュ領内にいた同盟軍一万が一蹴されるという事件も起こり……各個撃破説が濃厚になったのですが……
ドキドキ
その後ルドルフさん率いるドイツ・イタリア諸侯軍がブルゴーニュに到着し、フランス軍主力と会戦を行いました
Barroisの戦い。ちなみにフランス軍を率いるのはフランス王その人、ルイ一二世さんね
おーすごい。同盟軍が勝ってる!
でもこれね、危うい勝利だったのよ
最後にイングランド2万が来なかったら負けてたわね
さて、凱歌をあげたのもつかの間。この戦いから一年後、フランス軍は再編成を完了させ、またブルゴーニュ侵入を試みたわ
いくらでも湧いてくるね……一年で回復するのか……
フランスは人的資源豊富だからね~あと傭兵ね
というわけでBourgogneの戦いよ
また勝利!
でもこの戦いもやばかったわ
オーストリア軍が敗走しかけたところに、イングランド軍が滑りこむようにかけつけてくれて、おかげで勝てたって感じね
そうね
なんか、いろんな旗を掲げた軍隊が会戦に続々やってくる感じ、結構好きかも
それに、このゲームはAIの動きがとてもいい感じね。結構律儀に助けにきてくれるから
ふーん。まあ同盟ゲームって言ってたしね
そうそう。同盟を有名無実化させないための仕組みが色々あって、外交に緊張感があるのよねこのゲーム。グッドポイントだわさ
さてさて、この二回の大会戦の結果、戦争の流れは決まりました
結局ローマ条約が締結され、フランスとブルゴーニュは白紙和平を締結
おお
諸侯のために頑張ったね。IA増えた?
なわけないでしょ
(ビクッ)
昔は諸侯防衛戦争でIA稼げたんだけど
今はIAはパッシブ上昇だけになってるから……
諸侯防衛戦争はなんの得にもならないのよ
(怒んなよwww)
・ボヘミア同君
ルドルフさんの治世3つ目の大イベントは、ボヘミアとの同君連合を結ぶことよ
同君連合って何?
複数の国において、同一人物が君主になること。有名なのはポーランド・リトアニアとかかしらね
つまりオーストリア大公であるルドルフさんが、ボヘミア王も兼ねるってこと
ふーん。でもなんでそんなことが?
オーストリアには、ボヘミア王国、ハンガリー王国との同君ミッションが用意されているの
この方法を使えば、地道に婚姻してなくても王位を請求できるってわけ
それってずるくない?
というわけで、同君ミッションによりRestration of Union CBを獲得。戦争に勝利し、ボヘミア王国を下位同君国家としました
Lordshipって言葉かっこいいな(こういうコメントのほうがいいのかな?)
それね
(ほっ……)
・国内改革
ルドルフさんは内政面でも色々と改革を行いました
各地に建物や生産所を建設し、常備軍を養うための財政基盤を整備しました
このあたりから常に軍事予算を最大+いいアドバイザーを雇えるようになったわね
すごいねえ。というかこのゲームのチュートリアルに「アドバイザー雇え」ってあるけど
アドバイザー雇うの大変だよね。すごい財政負担だもの
そうなんですよ。三人やとったら15ダッカスですものねー
最初から三人雇ったりしちゃダメなんですよ
メモメモ
あと軍事面の改革として、ランツクネヒト歩兵の整備も完了しました
つくね? ランツクネヒトって何
恐ろしいほどざっくり言うと
槍兵
この時代は、スイスや低地諸国などに見られる市民槍兵戦術が流行ってて
神聖ローマ帝国も結構「まじめに槍兵を整備するか~」ってなったんだけど、それがランツクネヒト
強い?
まあ、スイス人傭兵ほど有名じゃないけど
強いは強い
まあ中世的軍隊が、「ショット&パイク」の近世的軍隊に変わっていく課程の、ドイツにおける第一歩的な位置づけかな
ふーん。
(あんま興味ない)
つくね好き?
? つくね好き
今度食べに行こう
いいよ
とまあ、ルドルフさんの治世はこんな感じで色々ありました
ところで帝国改革は?
……まだ進めてないです……
なんで!? 一年1ポイントとしても、前の改革からもう50年以上たったでしょ
……諸侯の内戦が止まらず……諸侯の内戦期間はほとんどIAが上昇しないのよ……
やばくない?
やばい……そろそろ宗教改革のシーズンだから、異端湧きまくることを考えると
ルドルフさんの治世で二つ目通せなかったのは痛かったわね
ゲオルグ一世の治世 1537~1579
「大帝」とアダ名されたルドルフさんの後を継いだのはゲオルグ一世
ゲオルグとはジョージのこと
能力は?
2/1/1
うん。普通だね
やっと感覚が分かってきたようね
その普通なゲオルグさんの治世はどんな感じだったの?
彼は「守護帝」として知られているわ
おお。かっこいい
その42年の治世において
外征はたったの一度だけ
ハンガリーへの同君ミッションで、彼の国を下位同君においたという一件のみ
それだけ!?
42年の間じゃあなにしてたの?
瑞鶴……ゲオルグさんの治世は1537~1579。つまり16世紀ど真ん中よ
16世紀……ドイツ……
あっ
宗教改革か!
その通り……ゲオルグさんはその対応に追われたので、「守護帝」と呼ばれたのよ
神聖ローマ帝国内で、新教、いわゆるプロテスタントが流行し始めたのがこの時期
1550年頃の宗教分布はこんな感じ
この青いのがプロテスタントか
そう。オーストリア大公以外の主なドイツ諸侯は全てプロテスタントに改宗してしまったの
うわあ。伝播力すごいねえ
ちなみに白い斜線は対抗改革派ね。イエズス会とかが有名ですが
帝国内の宗教的統一が崩れちゃったじゃん
それな……
あれ、そういえば、IA変化要因の中に
-0.01 (皇帝から見て)異宗派の帝国諸侯一国につき月ごとに失う。
ってあったよね
……
プロテスタントの帝国諸侯って何人いたの?
20人くらい……
えっwww
ってことは月ごとにマイナス0.2?
一年でマイナス2.4か
完全にIAポイント赤字じゃないですか……
そうなのよ
そのせいで、40くらい貯金してたIAも全部ふっとんだわ
ああ……改革が遅れるなあ
というかこの時点ではもうオワタ感がやばかったですね
さて、このようにプロテスタント大流行時代に突入してしまったので
皇帝はひたすら国内諸侯に対する戦争をしていました
ほーん
皇帝は国内の異端を殴るためのCBを持っているんだけど、これを使ってひたすら帝国諸侯をカソリックに戻したのだわさ
これが、「守護帝」と呼ばれる所以ね
その結果として宗教的統一は取り戻せましたか……?
いや……帝国諸侯も同盟持ってるから結構倒すがの大変で……
それに大きな国だと、殴っても「Enforce religious(改宗)」の要求を飲まなかったりして
結局プロテスタントの掃除が終わらないまま……
宗教同盟時代に突入してしまいました
1573年、宗教同盟が成立してしまいました
「あの異端者どもは、自らの大胆さを悔やむことになるだろう!」
ヤバイじゃん……内戦の予感?
ええ……三十年戦争の序奏が始まったのよ……
やばいなあ
プロテスタント側の宗教同盟締結の報がもたらされ、帝国内の緊張感が増大するなか
!?
選帝侯がプロテスタントに染まってるんでしょ。選挙勝てなくない?
やばくない?
ええ。この選挙は実際やばかったわね
でも、ゲオルグ一世は異端の選帝侯諸侯を取り潰しにして、カソリック側の諸侯にすげ替えたりしてたの
それって金印勅書違反なんじゃ
でもボヘミアは? あの国ガリガリの新教国でしょ
それね。ボヘミアは真っ先にプロテスタント化してたのだけど
幸いなことにオーストリア大公国の下位同君国家なので、選挙ではハプスブルク家に一票投じてくれましたわ
ふーむ。うまくやりましたなあ
とまあ、この時期は選挙に勝つためにも、外征を放棄して国内諸侯殴る必要があるわけよね……
ちなみに、ゲオルグさんは国内重視だったので、体制もちょっと変わって
「Administrative Monarchy」になりました
官僚?
まあ、官僚というと近代臭が半端ないので
官房にしとこう、という記述がウィキにあったわね
アドミンモナーキだと生産アップしたりするのか。いいね
b
ゲオルグ一世の治世まとめ
・改革 1/8 (変化なし)
・内海率=1% (変化なし)
全然すすんでない(笑)
アルブレヒト六世の治世 1579~1605
その名を持つ6人目の皇帝として即位したのは、アルブレヒト六世
アルバートのドイツ読み?
多分そう
能力は0/2/5
うーん。管理点低めの君主が多いねえ
まあ、ナショナルフォーカスを使えば、ある程度君主能力をならすことができるから
こういう極端な能力をもった君主は全然悪くはないわ
さてアルブレヒトさんですが
彼は「大胆帝」として記憶されています
大胆? なんで大胆なの?
この時代は宗教的対立が半端無く
こんな感じで、カソリックVSプロテスタントの同盟網が整っていました
左右にある国リストが各同盟ね
陣容が……
三十年戦争とはぜんぜん違う陣容となっております
これって戦争始まってるの?
いや
これは同盟関係が確定してるだけで
火蓋は切られていないわ
プロテスタント側の盟主たるブランデンブルクが皇帝に喧嘩を売った場合に、三十年戦争が始まるわけね
国内の緊張高まりすぎでしょ……
そんな中、皇帝アルブレヒトは、軍事点が高い君主なのも相まって、戦争しまくりました
え! 全面戦争が始まったの?
いや……同盟を利用した引きずり出し参戦だったんだけど……
あ、引きずりだし参戦なら三十年戦争勃発しないんだ
みたいね。変な話だけど……
基本的に
1「信教側の盟主が皇帝に宣戦布告する」
2「皇帝が信教側の盟主に直接宣戦布告する」
この二条件さえ回避すれば、宗教同盟発生中でも、三十年戦争を回避しつつ個別の戦争ができるっぽい(皇帝・HRE外の国の仕様はわからんし多分別っぽいので注意)
そうかあ
だから宗教同盟があっても、実はプロテスタント国を個別に殴って改宗を迫ることは可能なのね
なるほそな。引きずり出し戦争なら、盟主であるブランデンブルグですら個別に叩けるわけか
そうそう
宗教同盟があるのに戦争しまくるとか……大胆だなあ
だから「大胆帝」なわけね
治世の終りごろ、1600年頃の領土はこんな感じ
おお。おおきいね
ボヘミアとハンガリーは、同君からの統合で領土に組み込み
シレジアは殴って領土に組み込み
ブランデンブルグは殴って1プロビ国家にしておきました
トスカニーと組んで、ミラノも分割しました
何だかんだいって拡大してるねえ
あと異端諸侯も全盛期の20から10くらいにまで減らしました
アルブレヒトさん有能説?
実際、充実した統治だったわねさ
マクシミリアン一世の治世 1605~1628
次の皇帝はマクシミリアンさん通称マックス
マックス!
彼の能力は1/3/0。軍事が下方向にマックス
まあ……悪くはない?
ノットバットね。それに、治世そんなに長くなかったし
(ひどいwww)
さて、彼の治世ですが
彼は「平和帝」と呼ばれました
あ
ひょっとして宗教対立を終わらせた?
イエス
1620年、ウィーンで帝国議会が召集され、カソリックが帝国の公式宗教として確定しました
議会あったんだ
そうだよ
「神聖でもなければローマ的でもなく帝国でもない」みたいなフランス人によるDisりばかりが有名な神聖ローマ帝国だけど
わりと帝国議会とか、クライス制度とか発達してたし、帝国改革頑張ってた感ある。まあそれもウェストファリア条約で終わってしまうのだけど、この世界ではそれも回避したわけね
ともあれ、これで一段落だね
そうね。これからは非カソリック諸侯にはカソリックを強制しやすくなるから
帝国の宗教的統一を取り戻せる
それによってIAペナルティを無くせるね
-0.01 (皇帝から見て)異宗派の帝国諸侯一国につき月ごとに失う。
これがなくなれば、帝国改革をついに再開できる!
実際それが一番大きいですわ
カール一世の治世 1628~1650
能力は?
2/1/1
管理が高い名君だね
やっとあなたもコモンセンスが分かってきたようね
そしてカールさんはどんな治世を行ったのか
カールさんは「信仰帝」と呼ばれるわ
おお? 宗教関連で色々やった人かな?
まず、彼は500ダッカス教会に寄付して「信仰の守護者」になったの
Defender of the Faith!
かっこいいね
信仰の守護者だと色々増えるのだわさ。威信とか
あと異宗教間戦争に介入できるようになる
まあ守護者だしね
あと国内的には
宗教的統一をほとんど取り戻した人なのよ彼は
かつてこんなに蔓延していた信教を抑えこんで
ここまで持ってきました
すごいじゃん
宗教的統一をほぼ取り戻したので、IAがどんどん増えていきます
結果
ついに二つ目の改革が通ったか……
(っていうか選帝侯の初期メンバー、3人しか残ってない……)
(他の選帝侯どうなったの? とか言ってはいけない)
え、えっと……
最初の改革が通ったのは
1479年ね
そしてふたつ目が、1640年
実に160年近くかかってしまった……
このペースで間に合うのか……
まだ6個も改革あるからね
もうだめぽ……
と、ところで
今回の改革でどんなことが起こったのかな?
Institute Reichsregimentね
+1 外交官、+1 diplomatic Reputation という効果が得られる
レイヒスレジメントってなんぞ
帝国統治院、という機関らしいわね。英語版だとそのまま「Imperial government」
帝国統治院には選帝侯やら有力諸侯が参加してたということだし
これが制度化される→有力諸侯との交渉チャンネルが増大する→外交官増員
っていう経路かな?
なるへそ。外交官増えるとやれることが増えるね
ええ。それにDiplomatic Reputation+1もいい感じ。これがあると友好構築がぐっと楽になるわさ
いいねえ。カール一世の治世で、これまでの案件がほとんど片付いて
いよいよ躍進が始まるって感じだ
ところが……
え
もう一度これを見て瑞鶴
あ
西の方にまだ青い国がある?
オランダがプロテスタントなのよ……
後はブルゴーニュが改革派ね
え、でもウィーン会議の成果で
皇帝はカソリックを強制できるんじゃないの?
それを乱発したせいで、残された新教国は完全にビビってしまい……
いまめっちゃ嫌われてる
そ、そっか……じゃあオランダもブルゴーニュも言うこと聞かない、と
平和的な改宗は無理ね
しかしこの人達を改宗させないと、IAにペナルティがかかってしまうわ
で、では
この二カ国をどうするか問題は、次の世代に引き継がれてしまいました……
しかもまだ問題が
カール一世は1650年没ですが
次のマクシミリアン二世の統治(親政)は1664開始
? なんで14年も……
実はね
イベントでカールさんの後継者死亡→直後に0歳の後継者登場→その後即カールさん崩御
という流れで
この後14年間も丸々摂政時代が続きました……
どひゃー
この時代、国内問題が(ほぼ)片付いて、国力も充実
まさに油が乗り切ってる時期だったのに、戦争全然できませんでしたわ……
ハプスブルク家って人いっぱいいるんでしょ
他にも適当な後継者がいそうなもんだ
まあ、しょうがない。
逆に、継承法が国際政治を動かすという独特なダイナミズムがこの時代の魅力だしね
ふーん
マクシミリアン二世 1664~1682
一四年間の摂政機関が終わった後、やっとのことで親政を開始したマクシミリアンさん(二人目)
能力は?
3/0/4
地球皇帝レベルの名君
ね
マックスさんは何した人?
彼のあだ名は「真のローマ皇帝」よ
なんか今までとテイストが違うね
彼の治世において、神聖ローマ帝国はイタリアを丸々領有するに至ったわ
おー。ついに念願のイタリア政策が完成したのか
領土で言うと、最初こんなだったのが
こうなった
すごいwww
というわけで少しずつ話していくわね
彼の治世はまず、オランダを分解することから始まりました
あ、残された新教国のね
ハプスブルク家プレイだったので緊張したのですが、なんとかくだせました
なんかあっさりだねー
このあたりは熱中しすぎてあんまスクショ取ってない感が
^^;
さて、イタリアですが
北はトスカーナ
南はナポリが取っていますが
この二人は同盟関係にありました
倒せるの?
きつい。しかし私達には優良な同盟国があります。それが
ポーランド? 頼りになるの?
めっちゃ頼りになる!
オーストリアは陸軍が壊滅的に弱いから、陸軍大国の同盟国は恐ろしく頼りになるのですわ
こういう感じになりました
陸戦は全然勝てなかったけど、コモンウェルスが来たのでどうにかなった
トスカーナは分解→新規国家を個別に外交併合
ナポリは属国にできたのでそのまま外交併合
EUっぽいソリューションだね
ね
ところでこの領土……分断されてません?
お気づきになられましたか……
トスカーナから解放したんだけどね……
教皇領の歴史は興味深く
アラゴンにローマを追い出される→北ドイツに引っ越して神聖ローマ帝国諸侯に→トスカーナから解放されて神聖ローマ帝国から独立
という感じになってる
で?
教皇領を殴ると色々面倒だし、ローマ領有してると顰蹙買うから
あまり教皇領殴りたくなかったんだけど
ど
教皇領がドイツに飛び地を持っていてしかも独立国家扱いなので
「帝国の慣習的領土を外国が保持している」状態になって
IAペナルティが痛い
だったら殴ろう!
ということで殴った結果
こうなったのでした
こうしてみると、かなり外側に広がったね
ね
そのおかげで1670年、3つめの改革が通りました
お、すごいね
(また選帝侯のメンツが変わってる……)
Reform the Hofgericht
ってなにさ
裁判所改革らしいわね。これでレジテマシーがアップするわ
なるへそ
しかし今回はペースはやいね。前回は一回の改革で100年以上かかったのに
それは帝国内の宗教的統一を確保できてるってのと
+1 プロビンスを帝国領土に編入: 既存の帝国領土と陸もしくは海で隣接していなければならない。
っていうのを利用したのが大きいわね
イタリアを帝国領に組み込みまくった結果、IAはどんどん稼げた
実際、裕福なプロ◯ンスだと2ポイント上がることもあるからね
軌道に乗ってきたねえ
帝国改革、残りはあと5個だわ
まとめ
・改革 3/8
・内海率 30%(イタリア半島を確保)
けっこう進んだ
ライナー一世 1683~1711
ライナーさんは珍しい名前の皇帝
でもなんかかっこいい
能力は?
待った!
予想してみるわ
……とりあえず、全部2以下?
1/2/2
つ
強がって生きてきたけど、実際、せめて3くらいほしいわな(泣)
(ずやずやww)
ところで、ライナーさん時代はどんなことが起こったの?
ライナーさんは、「突破帝」として記憶されています
突破ねえ
何を突破したの?
まず前提として、彼が即位した1683年には、第一回対墺同盟が組まれていたの
いわゆるコアリションね
そっか。イタリアを食べた時の過剰拡大があったのかな?
自分ではあんまり意識してなかったんだけど
思ったより攻撃的拡張ポイントが欧州各国にたまってたみたいで
コアリションを組まれてしまったわけ
うーむ。しばらく静かにしていないとね
しかし……時すでに遅し
測位から一年目の1684年、コアリションを引き連れたフランスが宣戦布告してきました
この包囲同盟を突破したため、彼は「突破帝」と呼ばれるのよ
おお……いよいよ大戦争だねえ
というわけでレイナー一世の治世は、対フランス戦から始まったわけです
やべえ……やばいくない?
やばいわね。これが欧州の状況よ
www
!? 何が面白いの?
な~にが対墺大同盟じゃいwww
オーストリアにはイギリス、スペイン、そしてコモンウェルスがついてるじゃない
イギリス、スペイン、コモンウェルスの三国は伝統的な同盟国ですから
楽勝でしょこれwww
ふーん
な、何さ
これを見なさい
え……
15万の兵が……7万の兵に負けてる……?
他にもこんなことが
いいですか瑞鶴さん……?
このゲームのフランスは最強の陸軍国
そしてオーストリアは最弱の陸軍国よ!
「外交で完勝しないかぎり、絶対に戦争で勝てない」
肝に銘じておくように
はえ~~
これくらいの国力差があって初めて、フランスを押し込めるのよ
まあ、二倍だとひっくり返されるから
三倍必要ってことか……
そう
そして、会戦には敗北しまくるも、Bourgogneの戦いでついに敵野戦軍を撃滅
10万対2万……五倍の歩兵戦力差があるのにもかかわらず、こっちの歩兵が三万もやられてるとは……
ね。フランスは色々とめちゃくちゃなのよ
そして戦争がはじまってから七年後……
やっとのことでフランス全土を占領
コアリション組まれてたので、個別和平が使えず、大量の国を占領するのが大変でした
大変な戦争だったね……
1691年、フランスはフランクフルト条約に調印。長かった大戦争が終わります
もうちょっと詳しく
おーけー
フランクフルト条約の要点は二つ
第一。フランスはヴォーバン要塞線をオーストリアに明け渡すこと
ヴォーバン要塞線ってなんぞ
ルイ14世の部下だったヴォーバンという人が作った要塞群
独仏国境にたくさん建設されて、フランスの東側国境を鉄壁の守りにしていたわけ
ふーん。あ、世界遺産とかにもあるよね
それそれ。
こういうのとかね
あらおしゃれ
このヴォーバンという人は、築城のみならず攻城においても大変な手腕を発揮した人で
例えばジグザク塹壕で城壁に接近する攻城術とかを体系化したのは彼なのよ
その攻城・築城理論は、遠く北米植民戦地争でも実践されていて……
ふーん
いつかフランス旅行とか行きたいね~
そだね~
って
脱線しすぎたわ。要はフランス東部国境を全面的に改定させました
こ、これじゃあフランスは丸裸も同然じゃない……
これでとりあえずフランスは倒せたかな?
二点目は、ブラウンシュバイクとサヴォイの解放ね
4プロビ国家なので、ハンザ同盟はかなり小さくなったわね
そっか。ハンザ同盟が結構大きくなってたんだっけ
本当はハンザ同盟と個別和平して、もっとラディカルにハンザ同盟を分解したかったんだけど
コアリションだったので個別和平できませんでしたわ
敵国いっぱいだったから、いっぱい個別和平するチャンスだったのに
翔鶴ねえ個別和平好きだねw
ぶっちゃけこのゲームは個別和平する時が一番おもしろい
開戦時の要求と和平時の要求
例えばCKとかはこれらの厳格な一致が要求されるのね
でもEUシリーズはこれらのつながりがすごくゆるやかで
過剰拡大・攻撃的拡張ポイントを支払うことで、和平時の要求を釣り上げることができるんだけど
開戦時・和平時要求の乖離を調整する思考がかなり楽しい
なるなる。欲張っちゃうんだよね
私もはやく個別和平したい!
ええ。はやくいらっしゃい……
個別和平ならたくさん欲張りんぐできるわよ
さて、この通り対フランス戦を終わらせたレイナーさんですが
次は対トルコ戦争です
おお、ついに始まるのか……
第二次ウィーン包囲、それに続く大トルコ戦争が17世紀末の出来事で
この世界でのオスマン戦争開始も1695年
ほほう
オスマンは完全放置してたので、ばかみたいな強国になってるわ
でかすぎるwww
果たしてオスマンを倒せるのだろうか……
イギリス、スペイン、コモンウェルス、そしてオーストリアの4大国からなる神聖同盟が、これからオスマンに挑戦していきます!
そしてページが長くなりすぎたのでとりあえずこの辺で分割!
次回予告!
「オスマン帝国の奇妙な国境線 あるいはマリアテレジアはいかにして神聖ローマ帝国女帝になったか」
です
後編はこちら↓